記録の力 / The power of Recording

Taking notes, reviewing them to improve productivity is fun. Will see how I can improve myself by recording all sorts of things.

剣客商売シリーズ

 

剣客商売一 剣客商売(新潮文庫)

剣客商売一 剣客商売(新潮文庫)

 

 

 

 

 【抽象化】

  • 粗食で充分
  • 季節の野菜
  • 体を鍛えること
  • 金の使い方
  • 時間をゆっくり過ごす
  • 実力こそがモノをいう(剣術・修行)

 

 

剣客商売 六 新妻 (新潮文庫)

剣客商売 六 新妻 (新潮文庫)

 

  

  • 金貸し幸右衛門

事件解決後自殺する。その際秋山小兵衛に1500両と自分の家を託す。

 

小兵衛の物好きから生じた探索が、結果として1500両(現在の1億5000万円相当)の金を生み出すのも興味深い。好奇心が強いこと、1-4に役立つスキルがあること。この2つが合わさったとき金は後からついてくると言うことか。

 

幸右衛門が自殺した際、今までの借金を帳消しにしてあげたにもかかわらず、その葬式に出席した債務者は誰もいなかった。一般的には金貸しが悪と言われる風潮があるが、実際には借りるときには頭を下げ借りた後は貸主に感謝もしない人間の愚かさが露呈している。

 

  • 道場破り

鷲巣見平助の親としての責務の果たし方、剣の技量を生かした金の稼ぎ方、責務を果たした後自分の技量を確かめるべく真剣の立ち会いを望む姿勢、道場破りをしたが故に逆恨みを買い殺されてしまう悲哀、これに憤怒した秋山大治郎の復讐。

 

特に最後がかっこいいが、これを実現するためにはゆるぎない実力が必要。