記録の力 / The power of Recording

Taking notes, reviewing them to improve productivity is fun. Will see how I can improve myself by recording all sorts of things.

2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

悪意

悪意 (講談社文庫) 作者:東野 圭吾 講談社 Amazon 悪意の根源とは何か 嫉妬。嫉妬の根幹には種々ありうるが、優しく接していても嫉妬されることがあるというのは恐ろしくもあり、同時に「確かにありうるだろうな」と思う。 「教師と生徒の関係=錯覚」につい…

責任と判断

責任と判断 (ちくま学芸文庫) 作者:ハンナ アレント 筑摩書房 Amazon 思考の欠如の危険性 考えないと、例えばある規則・ルール・命令がある場合に、単に「ルールだから」という理由だけで盲目的にその価値観に従ってしまう。その価値観の是非について論ずる…

面白いとは何か

面白いとは何か? 面白く生きるには? (ワニブックスPLUS新書) 作者:森 博嗣 ワニブックス Amazon 【学んだ点】 面白いの定義 辞書には、「魅力ある物事に心が明るみ、目の前がぱっとひらけて晴ればれした状態」とある。初めて知った。 「魅力的」とは、人の…

きよしこ

きよしこ(新潮文庫) 作者:重松 清 新潮社 Amazon 【抽象化】 不自由なく話せることに感謝、 自由に話せない人がいると認識すること、 その人に責任がないと認識すること、 辛抱強く待ってあげること、 話せなくても思考の深さは変わらないと認識すること、…

アヒルと鴨のコインロッカー

アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫) 作者:伊坂 幸太郎 東京創元社 Amazon 「人生の主役は自分だとつい思いがち。しかし第三者の人生において自分は脇役に過ぎない。」 小説を読んでいて一番印象に残った文脈は上記の通り。本の主題がここに隠されて…

ジュリアス・シーザー

ジュリアス・シーザー(新潮文庫) 作者:ウィリアム・シェイクスピア 新潮社 Amazon 印象的な点 作品の主眼は何か。シーザーの横暴でも、ブルータスの悪性でもなく、、アントニーによる演説と、演説による大衆の煽動、思考欠如による危険性が印象的だ。 大衆…