記録の力 / The power of Recording

Taking notes and reviewing them to enhance productivity can be enjoyable. I'll explore how I can elevate my skills by documenting various aspects of my life.

きよしこ

 

【抽象化】

  • 不自由なく話せることに感謝、
  • 自由に話せない人がいると認識すること、
  • その人に責任がないと認識すること、
  • 辛抱強く待ってあげること、
  • 話せなくても思考の深さは変わらないと認識すること、
  • どうやったら話せない人を助けることができるかに能力を使うこと

 

 

  • 知らない世界

 

話すことが好きで、吃音に悩まされたことがない。それゆえに吃音で悩んでいる人の世界を感じることが未だかつてなかった。知らない世界について盲目であると言える。

 

少年の立場に立って想像してみると、その悔しさや悲しさはもちろん今まで味わったことのないものであり、今まで不自由なく自分の思うことを表現できた事に対する感謝が深まった。

 

  • 表現の巧拙と練習

 

同時に吃音でなくても、自由に自分の思っていることを表現できない人はたくさん存在する。

 

仕事においてもそうだし、日常生活においても正直自分が何をしたいのか、相手に何をわかって欲しいのか明確に伝達できる能力に欠けているのではないかと思う人が多いと思う場合も多い。

 

今まではそうした人たちに会うと、「なぜ自分の考えをもっとまとめてから話さないのか」とか、「考えることを放棄して、思ったことをそのまま口に出すから相手に伝わらない。そうすることでむしろ相手に理解するためのエネルギーを使わせている。そのことに気づいていない人は気遣いの足りない人だ」といった考えに支配されていた。

 

ある意味これは正しいと今でも思っている。考えをまとめないまますらすらと明快な言葉をつなげる人は稀であり、話すこと、プレゼンテーションが上手い人は天才と言うよりも、話す内容をあらかじめ自分の頭で整理し、ときには口頭で練習することにより、そしてその練習を反復することにより、最終的にプレゼンテーションの場であたかもよどみなく話すことができるに過ぎない。

 

その意味では準備なくして上手に話せるわけがないと言う信念は揺らがない。

 

  • うまく表現できないストレス

 

とはいうものの、仕事を離れてあらゆる場面でこうした事前準備を求める事は行き過ぎだし、うまく表現したいと言う欲求は皆持っているにもかかわらず、それがうまく表現できなかったことによるフラストレーションは大きいはず。そうしたフラストレーションについて思いを馳せることが可能になった。