【学んだ点】
- 面白いの定義
辞書には、「魅力ある物事に心が明るみ、目の前がぱっとひらけて晴ればれした状態」とある。初めて知った。
「魅力的」とは、人の気持ちを惹きつける不思議な力がある様子のこと。「魅力」は、人や物に接したときに素敵だ、素晴らしいなと感じ、自然に虜になってしまうような力。
- 自分にとっての「面白い」の定義は何か
知らない世界を知り、世の中の見え方が深くなり、その知識と見識を持ってアウトプットすることで、周囲の人間からすごいと思われること。
知らない世界と言うのは、ある分野についての知識もそうだし、ある人間に対する隠れた一面を見ることもそうだ。
これらは好奇心を満たすためと言っておく、自分にとって面白いと感じるのは自分の好奇心を見出した時と言えそうだ。人、モノ、カネ。すべてについて同じことが言える。
そういう意味では自分が知っている世界は極めて限定的であり、知らない世界の方が圧倒的に多いのだから、何をやるにしても面白いと感じるはず。
ネックになっているのは、自分の知っている世界にとどまる方がエネルギーを使用しなくて済むので楽だと言うこと。よく言われているステータスクオ。自分のコンフォートゾーンからでない限り、面白さを発見することはできないだろう。
ではどうするか。
最初の一歩を踏み出すのは億劫だが、何でもいいから新しいことを始める。ビットコインの取引に興味があるなら口座を開設して開始すること。本人確認書類の送付が面倒でもまずは送ってしまうこと。スタートすれば新しい世界が見えるはず。
- 基準を自分にもつことと、面白さという概念の共通点
自分自身の満足を得る事が面白さだと言うことであれば、両者の基準は同じになる。
その意味で与えられた面白さではなく自分自身で作り出す面白さが重要だと言うのはある意味当然だ。
どうやって自分自身で面白さを作り出すのかと言う点については、誰も教えてくれないので難しく考えがち。
しかし、考えた上で行動すれば面白さが作り出せる。新たなことにチャレンジするのが面白いと言うのであれば、まずは興味のある事柄に着手すれば良い。
絵を書いてもいいし、ウクレレを始めてもいいし、新たなマーケット商品(ビットコイン)に手を出すのも良い。
- 多くの面白さを貪ることは悪か
満足を得ることが基準になっているのなら、多くの面白さを追求する事は決して悪ではないだろう。時間と金が許す限り多くの新たな世界を見聞すれば良い。
他方、より深く、より長く知ることでより大きな満足感を得られる場合も多い。
法律、英語、ビジネス。いずれの側面においても長く深く関与することによってより大きな満足感を得ていた事は確かだ。
対象の多さと対象への深さ。両者のバランスをどう取るかは考えどころだが、こうしたことを抽象的に考えているよりも、まずは新しいことをに着手することが重要。