- 悪意の根源とは何か
嫉妬。嫉妬の根幹には種々ありうるが、優しく接していても嫉妬されることがあるというのは恐ろしくもあり、同時に「確かにありうるだろうな」と思う。
- 「教師と生徒の関係=錯覚」について
教えていると思い込む錯覚、教わっていると思い込む錯覚。役に立っていると思い込む錯覚、感謝されていると思い込む錯覚。先輩・後輩、上司・部下、夫・妻、彼女・彼氏。
考えてみると、多くの関係性において、明確なコミュニケーションがない場合には、錯覚だらけなのではなかろうか。そして、明確なコミュニケーションをそもそも避けるような日本文化においては(low context culture)、錯覚のオンパレードなのかもしれない。
そう考えると、逆に勘違いされてもあまりショックを受けずに済む(錯覚する、されるのが普通だから仕方ないよな)かもしれない。
- 描写によるイメージ付について
ある人に、第三者の印象を話すとき、色を付けるのは比較的簡単。良い印象であれ、悪い印象であれ、最初に抱いたイメージを払拭することはとても難しいから。
悪用する人が多いのも納得できるが、恐ろしいことだ。