アニメで。
非常に面白い。その要素は、
- 登場人物がキレイなこと
- タイムリープものがあること
- 純情な世界が見れること
- アタマを使っていること
- 主人公男子が、冷静な口調がクールなこと、独立心をもっていること
【所感】
人にどう思われているか?をどう考えるか
今どきの高校生くらいでは、「人からどう見られているか」という点を、私が考えているレベルを遥かに超えるほど、気にしながら生活しているのかもしれない。
そして、今年を取ったからそう感じるが、実は私も高校生の頃は「人にどう見られているか」という他人からの評価を、このアニメと同レベルで気にしながら生きていたのかもしれない。
多くの人間や場面にこれは当てはまる現象ではないか。つまり、自分が他人と違う考えに立つ場合、あたかも「まだまだ若いな」とか「まだまだ無知だな」と思ってしまうが、実際には自分自身も同じレベルであること、は侭あるのだろう。本人が気付いていないだけの問題。
このような勘違いがあると、自己の能力を不必要に過信し、過信するが故に能力向上のための努力を怠り、努力を怠るが故に進歩がなく、厭世的になり、心が狭くなり、視野狭窄となり、楽しめる世界が少なくなっていく。
精神の老化は、こういった道を辿るのかもしれない。
「一人であること」の焦燥感について
多く描かれているのが、「自分は一人であることが恥ずかしい」という発想。まさに思春期症候群なのかもしれないが、実際には会社において、社会において、集団において、この発想は年齢問わずに多く蔓延っているように感じる。
そして、この点は現代のみならず、歴史的にみてもある意味似たような問題意識があったと思う。
哲学書を読む限り、「一人の孤独に耐えられない人間が徒党を組む」、「自分と向き合う忍耐のない人間が、社交と酒に逃げる」といった記述は多い。こうしたインプットさえあれば、「一人が恥ずかしい」という発想になることはほぼありえないように思うが、実際にはこのインプットを得ている人が少ないのかもしれない。勿体ないことだ。
量子物理学について
概念として量子物理学上の概念がいくつか出てくるのは面白い。主人公kの発想が、「仕方ないものは仕方ない」といった点に根付いているのは、自然科学を学んだものの発想であり、これは作者の意図が反映されているだろう。
科学は事象に対してopenなので、人間が生きる世界において非常に多くの勇気を与えてくれるように思う。