- 死という限界をどう捉えるか
制限があるからこそ工夫が生まれる。制限がないと自律が利かず、ダラダラと過ごしてしまうのではないか。
何事も、限られた時間・空間・資源の中で創意工夫することこそが脳の使い道なのではないか。
- AIが人間の知能を超えること
不確実性は、怖い。すでにAIの自己学習アルゴリズムや結果としての産物がどのように産み出されたのかは人間には理解不可能。とすると、どれほど便利だとしても人間にとっては不確実性の最たるもの。
環境(周囲の動物、生物、自然)をコントロールすることで自己の安全や便宜を最大化してきたが、AIによる制御不能な世界は、「uncontrollable」という意味で今までとは異なる違和感、不安感を人間にもたらす。
コントロール可能とするための安全弁を準備できるのか。どう準備するか。安全弁を制御するのは誰か。この辺りが今後の議論の対象か。
- 感情により知性は曇る(自制の重要性)
ウィルの奥さんは学者で優秀とのこと。だが、夫の死によって完全に理性を失っている。
いかに理知的でも、近親者の死は理性を破壊するのか。
死は誰にでも訪れるものであり、事前準備をする必要性は誰もが認識すべし。
【抽象化】