全く知らないまま見始めたが、予想以上に興味深い映画だった。
魅力的なキャラクターとして、上司のクレアの働き方に1番ピンときたかもしれない。仕事に厳しいが、自分にも厳しく、会社の事や自分のことを裏切った人間に対して許さないという態度は、見ていて清々しい。
他方、主人公はイマイチか。
嘘をつきながら手柄を立てて行く様子は、ありがちな展開だったこと、また、手柄を立てることができた理由は、ほぼ彼氏のママの影響力のおかげであり、本人の能力や魅力は大して発揮されていないこと、が理由か。
オレ自身は、やはり実力がない人が、実力以上に評価されていることに、あまり納得できないのだろう。